納豆菌のナットウキナーゼ
ナットウキナーゼは納豆のネバネバに含まれている酵素の一種です
ナットウキナーゼは昭和63年、宮崎医科大学助教授だった須見洋行先生が研究発表をされた酵素の一種です。納豆には、脳梗塞や心普塞などの原因となる血液中の血栓を溶かす強力な酵素が含まれている事、が発見され、【ナットウキナーゼ】と名前がつけられました。
ナットウキナーゼの効果
大豆は普通の豆と同じようにただ煮ただけでは消化阻害酵素の影響で食べすぎると、お腹が張ったりしてしまいます。ですが、大豆を発酵させて納豆にすると、消化阻害酵素がなくなり、菌の作用でビタミンがふえ、タンパク質が分解されてできたアミノ酸、菌がつくった消化酵素により消化がよくなり、おいしくなります。
ナットウキナーゼには、血栓を溶かして血液をサラサラにし、【心筋梗塞】や【脳梗塞】を予防する効果、高血圧の防止効果があるといわれています。生理作用としては抗菌作用もあり、O-157などの病原性大腸菌や赤痢菌にも効果を示します。
血栓を溶かす効果
血栓というのは、血管内の血液が凝固してできた固まりのこと。これが血管に詰まって閉塞状態になると脳梗塞や心筋梗塞を引き起こしかねないわけで、ナットウキナーゼは、その血栓を洛解して血液をサラサラにする効果があります。
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