納豆の危険性と食べ過ぎ
抗疑血剤(ワーファリン)の効果を打ち消す作用
ワーファリンという、抗凝血剤(血液が固まるのを防ぐ薬)を使用している人は、納豆には注意が必要です。本来納豆は、いろいろな病気に効果がありますが、ワーファリンは例外です。この薬は心臓病や網膜中心静脈閉塞症などの患者らに使用されることがある薬です。
ワーファリンなどの抗凝血剤は、納豆菌がつくり出すビタミンK(血液が固まるのを促す作用がある)に関わる物質の体内での会成を抑える働きを持ち、関係的にビタミンKを含む納豆を食べると、薬の効果が打ち消される可能性があります。
緑黄野菜のホウレンソウなども同様で、なんらかの病気で、ワーファリンを使用している人は、安全のために納豆は食べないほうがいいでしょう。
納豆を食べ過ぎた場合
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納豆を食べ過ぎた場合、セレンとミネラルの過剰摂取になります。
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納豆以外の食べ物もそうですが、栄養はバランスが一番大切です。
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納豆100gにはセレンが約234μgが含まれます。
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セレンの過剰摂取の症状:脱毛・嘔吐・肝機能不全など
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一日あたり730~750μg以上を摂取で過剰症になります。
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2000年4月第六次改定
「日本人の栄養所要量食事摂取基準」
・公衆衛生審議会で定められた、健康に生きていくために食品からとる栄養素の1日量
成人男子50~60μg 成人女子 45μg
・特定の集団においてほとんどすべての人に
健康上悪影響を及ぼす危険のない栄養素の1日当たりの最大量
許容上摂取量 成人 250μg
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