タマネギと納豆
硫化アリルが血液をサラサラにして血栓を予防する
玉ねぎを切ったときに目にしみる刺激成分は、ネギ類に共通して含まれている【硫化アリル】で、この成分には、血液の凝固を抑制して血液の流れをサラサラにする作用があり、血栓の発生や動脈硬化の予防などに役に立ちます。他にも、力の低下や疲労回復の特効薬であるビタミンB1の吸収率を高めてくれるのが、タマネギに含まれている刺激成分の硫化アリルなのです。早く元気を取り戻したい、頭の回転もよくしたいと思うときには、ゴマやカツオ節、そして、海苔などビタミンB1含有量の多いものとタマネギのコンビネーションは、理想的といってよいでしょう。ビタミンB1の不足は、単に疲れが抜けないとか、無気力になるだけではなく、怒りっぽくなったり、ストレスもたまりやすくなるといわれています。物忘れなど頭脳の老化を防ぐ上からも、ビタミンB1とタマネギの組み合わせには注目したいものです。元気の出る硫化アリルをたっぷりとるためには、生食がいちばんです。みじん切りにして、少量を納豆の薬味にするとよいでしょう。
効能 |
血行促進、疲労回復、物忘れの防止、頭の回転をよくする
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